教員採用試験現役合格への道

教員採用試験合格のスキル・ノウハウを伝授します。教員採用試験に1発で合格した現役理科教員が教える”現場の教育課題を踏まえた生徒指導・学級経営” "面白く、思考力が身に付く理科の授業"を習得できる教採対策法

まだこれやってるの!? 時代遅れの良くない理科の授業3選

こんにちは、ペンタです!

 

 

今回は、

 

 

まだこれやってるの!?

時代遅れの良くない理科の授業3選

 

を伝授します。

 

 

教員採用試験の模擬授業対策をしているあなた。

 

「理科模擬授業が不安だ…」

「どんなのが理科の良い授業だ…」

「授業構想が不安だ…」

 

と悩んでいませんか。

 

 

やみくもに勉強していても不合格になりますよ。

そういう人はいったん手をとめてください。

 

そのままでは

 

こんなにも勉強しているのに

不安が消えずに自信がもてない…

経験豊富な講師に圧倒され…

試験官の目にもとまらず…

教師向いていないとも思われ…

不合格まっしぐら…

 

さらに、

同期は1発合格

彼女にはふられ

自分は教師に向いてない…

授業したくない…

と思ってしまうかもしれません。

 



でも大丈夫!

このブログを最後までみたのなら

 

良くない授業を学び、良い授業に変えることができます。

そして、教採合格を勝ち取るとともに採用後もよい理科の授業を実践できるスキルを得ることができます。

 

 

試験官が「現役大学生でもここまでできるのか」と思わせることができるようになり

現役合格の切符を手に入れることができます。

 

 

さらに、

このガッチリ合格をつかむ小論文必勝法を習得して

自分のものにすることができれば

 

教採の準備そのものが来年度からの実践にながり

自分の自信につながることは間違いありません!!

 

 

そして、教員採用試験に見事合格を果たし、夢である教師となり、「先生で良かった」

と言われるような教員生活を手に入れましょう。

 

毎年こんなにたくさん感謝され

「先生ありがとう」

言われますよ。

 ※生徒や保護者からの手紙やプレゼントなど

 

 

さて、

時代遅れの良くない理科の授業って?

良い理科の授業ってなんだろう?

 

そう思いますよね。

私自身も、教員採用試験を受けるとき

 

授業に自信ないし不安…

良い授業って何…

講師の人に圧倒されそう…

 

などと不安を抱いてばかりでした。

でも大丈夫。今から紹介する良くない

理科の授業3選を学ぶだけで

自分の理科の授業の良いイメージが

持てるようになりました。

 

 

 

では

 

まだこれやってるの!?

時代遅れの良くない理科の授業3選

 

を詳しく紹介していきます。

 

 

 

そもそもよい理科の授業とは?

良い授業といっても色んな視点があるので一概には言えませんが、最近特に言われているのが

 

生徒が主体的な活動ができる授業

です。

 

これができれば生徒はもちろん教師にとっても楽しいものです。でも、残念ながら逆を行っている先生はまだまだたくさんいます。

 

 

では実際に紹介していきます。

本当は私の授業を見に来てほしいのですけどね…

 

 

①教科書の解説に陥っている授業

生徒は、板書をノートに写したり、ワークシートの穴埋めをしたりしている場合がほとんどになっています。教室には倦怠感に近い雰囲気が漂っており、そのどんよりとした空気が廊下から教室内をうかがった段階でわかるほどです。

 

「ここは期末テストにでやすい大切なところ」

「テストに出すから暗記しておいてね」

と指導が入り、まるでテストのための

授業をしているかのようです。

 

「整然と鉛筆が動いている」

「授業規律がきちんとしている」

からいいのではないか

と思ってしまいがちですが

 

特に経験の浅い先生にはよくある授業です。

 

しかし、これが問題を悪化させてしまのです。

 

たしかに、生徒に学習する雰囲気が感じられないくらい騒がしい雰囲気に比べれば「まし」です。しかし、このような教師と生徒生徒と生徒の学びの交流がない同じような一斉授業が続くと

今後間違いなく、学力低下、授業の荒れ

につながるでしょう。

 

 

★ペンタポイント★

ペンタはこのように授業を考えています。

※あくまで個人の意見です。

 

◆教科書はあまり使わない

⇒教科書を教えるではなく

 教科書で教えるである

 

◆板書をなるべく書く時間を減らす

⇒大事なことや文章を書かす時もありますが、ノートを写す作業が時間の無駄と思っています。

⇒その分、自分で考えたり、仲間と考えたり、作業したり、体や頭をアクティブに動かす時間に費やしています。

 

◆テストができるようになるための授業ではないと断言している

⇒そもそも理科の授業を受ける理由は、科学的な思考力をつけ将来、仲間とともに課題を解決できるようにしたいから

 

◆”つなぐ”授業

生徒と生徒

生徒と教師

生徒と教材 

生徒の過去と今と未来

 をつなぐ

つなぐ授業を意識しています。必ずしもグループ活動しなくても、しっかりと生徒と教材をつなぐことができ、学びに変えることができればそれもアクティブラーニングに入ります。

 

 

4つ程度ですが、ペンタの授業構想案を教えました。この4点は実はめちゃめちゃ重要ですよ。これだけで、普通の授業ではなくなり楽しくなりますよ!!

 



②料理教室のような観察実験になっている授業

生徒はワークシートに書かれている手順や試薬の分量を読み取り、「間違っていないかな?」「これでいいんだよね?」などと確認し合って、実験を進めています。

 

話し合いの段階では、実験の結果を他のグループと同様の結果が、出たかどうかを吟味して、成功したか、失敗したかということを考察しています。

 

運悪く理論値から外れた結果となってしまったグループには、実験のやり直しやそのデータがなかったことになってしまう場合さえあります。

 

観察や実験を行うたびに「本当は、違うんだ。正しくはこうなんだ」と教師の指導が入ると、何を調べる観察・実験をしているのか意味がわからなくなってしまいます

 

観察・実験の目的があり、見通しをもって予想が正しいか調べるのではなく、手順通りに行えば教科書通りの結果になることの確認作業になってしまいます。

 

 

★ペンタポイント★

ペンタはこのように観察・実験を考えています。

※あくまで個人の意見です。

 

◆実験は失敗ありき、自分のデータで考察させる

実験は失敗がつきものということを念頭に置かせて取り組ませます。その結果から何が言えるかを考察させた後、他のグループの結果を見に行って、なぜ違いがあるのかを再度考察させたりします。

行っている全てが学びの教材です!!

 

 

◆自分たちで仮説を立て、計画し、実験させる(ハイレベル)

ある課題を与えてそれを解決するために自分たちで考えさせます。

 

だから、

グループごとにやっている実験が異なってもいい。グループごとにやり方が異なってもいい。だから「正しい・正しくない」の判断をせずに没頭できます。

 

 

③特定の発言者だけ進む授業

これも経験が浅い先生にありがちなことです。

 

◆限られた生徒の挙手のみで進む

◆限られた生徒のみの不規則発言で進む

 

どちらもそうですが、自分のほしい意見や答えが返ってくると

⇒授業がスムーズに進む

⇒生徒とやりとりしながら授業ができている

⇒うまく授業ができている

 

というような錯覚におちいってしまいがちです。周りを見てください。全体がついてきていませんよ。

 

全員が参加する授業

全員がわかる授業

を常に目指していかなければいけません。

 

 

★ペンタポイント★

ペンタはこのように観察・実験を考えています。

※あくまで個人の意見です。

 

◆全員が発言する機会を設定する

時間的に厳しい時が多いので、グループやペアでの対話の時間を設けて、考えの交流をする時間をつくる

 

◆気になる人をあえて当てる

〇〇さんがわかっていれば、クラスのほとんどがわかっているというような基準の生徒を決めておくことも一つの方法です。

 

◆「わからない」を授業中に言える授業にする

ただ単に、投げ出す意味での「わからない」というのではなくわからないから教えてほしいと伝えるのです。それにより、仲間が教えたり、先生が教えたりできる。

 

大事なことは

わからないことが恥ずかしいのではなく

わらかないことをそのままにすることが恥ずかしい

   のです

 

 

 



 

以上が

まだこれやってるの!?  

時代遅れの良くない理科の授業3選

です。

 

 

どうですか?

良くない授業の紹介だけではなく、ペンタの良い授業アドバイスがあるのでなんとなく授業が見えてきましたか?

 

これらのことをしっかり踏まえて自分の型を作っておけば、よい理科の授業の形は

イメージできるようになるでしょう。

 

 

ぜひ、

このブログを熟読して

理科の授業スキルを身に付けて

模擬授業に挑みましょう。

 

そして、

日本の未来を担う子どもたちの夢を

自分自身の夢を一緒に叶えましょう。

教員採用試験が無事合格できますように!!