教員採用試験現役合格への道

教員採用試験合格のスキル・ノウハウを伝授します。教員採用試験に1発で合格した現役理科教員が教える”現場の教育課題を踏まえた生徒指導・学級経営” "面白く、思考力が身に付く理科の授業"を習得できる教採対策法

試験官も驚き!! 合格小論文の書き方7点

こんにちは、ペンタです!

 

今回は、

 

試験官も驚き!!

合格小論文の書き方7点

を伝授します。

 

 

教員採用試験の模擬授業対策をしているあなた。

 

「小論文の勉強をどうやっていいかわからない…」

「今やっている小論文の勉強でいいのかな…」

「なかなかうまく小論文かけるようにならない…」

さらに、⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓ を見てもあまりわからなかった人

 

 

 

 

 

と悩んでいませんか。

 

 

やみくもに勉強していても不合格になりますよ。

そういう人はいったん手をとめてください。

 

そのままでは

 

こんなにも勉強しているのに

不安が消えずに自信がもてない…

経験豊富な講師に圧倒され…

試験官の目にもとまらず…

教師向いていないとも思われ…

不合格まっしぐら…

 

さらに、

同期は1発合格

彼女にはふられ

自分は教師に向いてない…

授業したくない…

と思ってしまうかもしれません。

 



 

でも大丈夫!

このブログを最後までみたのなら

 

現役教員が普段から考えていること踏まえ

教採合格を勝ち取るとともに

採用後も活用できる大切なスキルを

得ることができます。

 

 

試験官が「現役大学生でもここまでできるのか」

と思わせることができるようになり

現役合格の切符を手に入れることができます。

 

 

さらに、

このガッチリ合格をつかむ小論文必勝法を習得して

自分のものにすることができれば

 

教採の準備そのものが来年度からの実践にながり

自分の自信につながることは間違いありません!!

 

 

 

そして、教員採用試験に見事合格を果たし

夢である教師となり、「先生で良かった」

と言われるような教員生活を手に入れましょう。

 

毎年こんなにたくさん感謝され

「先生ありがとう」と言われますよ。

 ※生徒や保護者からの手紙やプレゼントなど

 

 

さて、

そもそも試験官が驚く小論文の書き方があるのか?

と思うかもしれません。

それがあるのです!! 特に大学生であるあなただからこそ!!

 

 

 

実は…

ここだけの話、大学生の方が講師より有利になる

ことがあるのです。

 

 

試験官は、大学生より講師の方が経験も豊富で

即戦力になることはわかっています。

 

だから、試験官は

大学生の将来の可能性を採用するのです。

これは、実際に試験官が採用する

ポイントになっています。

 

これをご覧ください。

 

※職業情報サイト『キャリアガーデン』より

 

圧倒的に既卒者(主に講師)が多いにも関わらず

合格率を見てみると新卒(大学生)の方が高いのです。

 

 

つまり、このブログで紹介する合格小論文の書き方を

身に付けることによって、先ほど挙げたように

 

「現役大学生でもここまでできるのか」

と試験官に思わせ、将来の可能性を感じさせ

大学生が講師以上に合格する切符を

手に入れやすくするのです。

 

 

 

では

試験官も驚き!!

合格小論文の書き方7点

 

を詳しく紹介していきます。

 

 

そもそも

小論文試験は、面接試験と同じく筆記試験で計れない

受験者の人間性を評価しようとするものです。

 

すなわち、

小論文試験の準備は面接試験の対策にもなります。

限られた文字数の中に、自分の実践やポイント等をおさめる

必要があるため、具体的かつ端的にアピールする練習にもなるのです。

そのことを頭においてください。

 



 

 

さて、

では実際に小論文試験の手順を1~8で紹介します。

 

≪合格小論文の書き方7点≫

 

①テーマ分析

テーマを分析して、出題意図を正しく把握することです。

◇このテーマの出題意図は何か

 この小論文で何を見たいのか、何を求めているのかを

 必ず考える。求められていることに正対していないと

 合格できません。

 

◇このテーマに関連する今日の教育課題は何か

 教育課題に対して、自分がどんな教育ができるのか

 どんな教育実践をもっているのかを問われている。

 

◇このテーマの社会背景は何か

 教育課題の原因、背景、具体的数値、答申や報告

 を盛り込むと具体性アップでよい。

 

 

②構想を練る

テーマを把握した後、自分の考え・実践をどのような形・手順で書くか。

◇テーマについての材料の精選

 このテーマで使うべき(使えそうな)答申・報告・数値を決定する。

    ※私はPISA調査を活用しました。

 

◇自分の経験を文中にどう活かすか

 文章中に自分の経験、エピソードを出すと文章に

 引き込まれる。教育実習・恩師・学校生活など。

   ※この部分は未経験が多いので可能であれば程度でOK

 

◇自分の具体的実践をどのような構成で、どのように展開して書くか

 ここが1番の勝負ポイントです!!!!

    より具体的にイメージできるように!!!!!

    必ず自分の校種・教科等に即して書く。

(教科指導・部活動指導・学級指導・道徳・特別活動

 総合的な学習の時間において)

 



 

③文章の構成

一般的に

 ◇3段落型[序論・本論・結論]

 ◇4段落型[序論(起)・本論(承)・本論(転)・結論(結)]

  のどちかで書く。

800字以下なら3段落型

800字以上なら4段落型 がオススメです。

 

[序論]

テーマの分析により、出題意図について指摘し、それに関連する教育課題や

社会的現象に触れながら、自分の考え(教育実践)の概要を示す導入部分

 

自分の教育実践を何のために行うのか、どんな教育実践を行うのかを

本論で書くための前振りです。この段落で、答申や報告等、教職教養

に裏付けられた確かな知識が問われます。

 

[本論]

自分の教育実践を具体的に述べる部分。具体的教育実践を羅列しないで

1つの段落で1つの実践を簡潔にかつ具体的に述べます。

例えば、「体験学習や課題解決学習及び、道徳の時間を活用し

子どもたちに生きる力を身に付けさせる。」

 

これでは、言葉の羅列だけで中身がありません。

もっと具体的に書かなければいけません。

活用する部分をもっと絞ってより細かな活動を述べる。

 

「子どもたちの生きる力」と言っても生きる力も3つ分かれているので

その中の力をどのように身に付けさせることができるのか。

と具体的に書く必要があります。

 

[結論]

全体のまとめと教師としての決意や抱負を述べるところです。

ここで、

”学ぶ姿勢” や ”連携・報連相”のことを伝えます。

 

大学生は講師に比べて経験がないのは当たり前です。

先ほど述べたように将来の可能性をみてくれています

序論が1番大事ですが、結論でしっかり将来の

可能性を伝えることが出来るとよいですね。

 

 

 

④割合(文字数の目安)

序論:本論:結論 = 1:2~3:1

序論(起)・本論(承)・本論(転)・結論(結)=1:2:2:1

 

が大まかな目安となります。

 

 

⑤表現の工夫

正しい日本語の文章になっているかももちろん見られます。

 

◇主語・述語が離れすぎない。接続詞を使いすぎず、短く簡潔に書く。

◇修飾語・被修飾語の関係が正しく合うようにする。

◇助動詞を正しく使う。

◇文末の統一(だ・です・ます)

◇言い回しに気をつける

(~すべきである、~ではないだろうか、~する必要がある、~であろう)

などの評論表現は、実践論を問われている教育論文においては使いすぎると

マイナス評価につながることもあります。

面接試験の準備において、合格者や現場の先生から評価をもらう

必要性があると同様に、小作文も必ずそのような人から添削指導を

受けるようにしましょう。

 

 

⑥推敲すること

◇誤字・脱字・文法上の正誤

◇段落は1字下げているか

◇文章の論旨は明確か

◇自分の経験と関連付けているか

◇実践論が具体的に述べられているか

◇文の長さは適切か(40~60字以内)

◇学習指導要領・答申・教育改革の視点などを踏まえているか

 

自分自身でチェック項目をつくってチェックしてもよいかもしれません。

 

 

⑦書き出し例・言い回し例 をきめる

[序論]

◇今日(こんにち)~

◇今、世間では〇〇という言葉が騒がれている。

◇〇〇とは、~のことである (例)魅力ある授業とは、~である

◇〇〇を高めるために、中学校理科の教員としての実践を以下2点述べる

 (序論の締め)

 

[本論]

◇第一に、〇〇における実践を述べる。

◇第二に、

◇まずはじめに

◇次に、    などの言い方を考えておく

 

[結論]

◇以上2点の実践を述べてきたが、

◇以上2点を実践し、  

   教師としての決意と抱負を述べて締めます。

 

 

以上が

『合格小論文の書き方7点』です。

どうですか?

これかのことをしっかり踏まえて

自分の型を作っておけば、案外小論文は書けるものです。

 

さらに、この7点をしっかり踏まえることができれば

試験官は「大学生なのにこれほどできるのか!!」

と未来の可能性をより感じることになり

合格の切符を手に入れることができます。

 

 

何度も言うように、小論文を書く練習をすることは

面接練習にもなるし、教員採用試験全般の勉強

さらには、来年度の実践にもつながる重要な勉強であることは

間違いありません。

 

 

ぜひ、

小論文を自信をもって書けるようになり

教員採用試験現役合格を勝ち取りましょう

 

そして、

日本の未来を担う子どもたちの夢を

自分自身の夢を一緒に叶えましょう。

教員採用試験が無事合格できますように!!